新型コロナウィルス感染蔓延期の葬儀状況
新型コロナウィルスの感染が、3月中旬から急速に蔓延してきました。
それに伴い、各教会でも主日礼拝をインターネットで配信するなど、密集を避ける工夫をされていることと思います。
このような状況下で、葬儀はどのように行われているのか。弊社が担当させていただいた3月20日からの 一か月間の葬儀の状況をまとめました。
■葬儀形式
前夜式を行う葬儀は0%。一日葬が75%。直葬(火葬前式のみ)が25%(例年10%未満)。
直葬の中には、新型コロナウィルスが落ち着いたころに葬儀礼拝を行う方もいるかもしれません。
■参列者数
すべて小規模な葬儀でした。
30人未満の葬儀が、85%(例年30%程度)、10人未満は35%でした。
10人未満の葬儀は、すべて4月に入ってからの葬儀で、日を追うごとに小規模になっていき、ご親戚の参列もご遠慮されるご遺族が増えていきました。
■教会関係者の参列数
葬儀担当役員や奉仕者以外の教会員が参列した葬儀は、20%でした。
ほとんどの葬儀は、牧師のみか、牧師と奏楽者など、参列を限定していました。
■会食
火葬中に会食をした葬儀は10%でした。弁当や本膳など個別の料理でした。
■感染防止対策
以下のことは、すべての葬儀で実施されていました。
・教会に出入りの際、参列者全員が手のアルコール消毒を行う。
・参列者は全員マスクをつける(牧師が説教時、参列者に断り、マスクを外すことはあった)。
・座席の間隔を広げる。
・礼拝中も会堂の扉を開けておくなど、密閉にならない工夫する。
世界を恐怖に陥れている「新型コロナウィルス」の脅威から、一日も早く、人々を解放してくださるように、人類を憐れんでくださるようにと、神様に祈ります。
株式会社 輝 スタッフ一同
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