キリスト教専門葬儀社 株式会社 輝






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  • ■ 奏楽の恵みに生かされて

     キリスト教葬儀では、賛美は欠かせません。 中でも「故人愛唱歌」の賛美歌には召された方の生き様が映し出され、大切な人を亡くされた方々への慰めや励ましとなります。

     しかし、葬儀はいつも突然。特に平日の葬儀では、教会奏楽者の都合がつかないことがあります。そのような時に、教会とご遺族のご要望により輝の「奏楽協力員」が用いられる事があります。

     わたしは、奏楽協力員として、これまで、多くの教会のご葬儀で奏楽者として、仕えさせていただきました。そのような機会の中で、いくつか忘れられない出来事がありました。
     オルガンやピアノの楽器とは、初対面でありながら良い相棒となって音を紡ぎ出さねばなりません。ある教会のオルガンはかなり年数が経っていて、あちこちに不具合があり足鍵盤は音が出ませんでした。そんなオルガンに「あなたは何ならできる? これなら大丈夫?」と語りかけつつ弾き方を工夫しながら一緒にお仕えを終えることが出来ました。
     またある時は、最初に「このオルガンはごくたまに音が鳴りっぱなしになることがあります。」と牧師先生からお聞きしました。はじめましての指ならしをしていた時、ここだよ、と言わんばかりに一つの鍵盤が戻り切れず「鳴りっぱなし」に。オルガン自らが回避すべき所を教えてくれました。 葬儀式の前奏曲は殆どお任せ下さいます。その時も準備をしながら、なぜかある前奏曲が強く示されました。 式後、故人の息子さんから「この曲は自分の人生の節目によく親と聴いた曲だった。」と伺い、聖霊が働かれたと心から感謝いたしました。

     いろいろな賛美歌や楽器に出会えるのは輝ならではの恵みです。これからも、神様からいただいた奏楽の賜物を、心込めて捧げていきたいと願っております。

    記: 2022/2/1 武章子


    ■ 輝に転職をしたきっかけ

     以前勤めていた会社ではIT関係の業務に携わっていました。 しかしその業務にやりがいを感じることができなく、転職を考えました。
     次にする仕事は直接人の助けになるような仕事をしたいと思っていました。 その願いを神様に告白し、御心が示されるよう祈りました。
     その次の日母親の友人であり元輝の協力員であった方に母親がふと息子が転職を考えていることを話すと 私のこともよく知っているその方は「輝が若い人を募集している。合っていると思うよ。」と勧められました。
     輝のことは学生時代に私の祖母の葬儀の際に利用し、知っていました。 輝のご遺族への寄り添い方など全てにおいて丁寧だったことがとても印象的だったのを覚えています。
     悲しみにあるご遺族に寄り添う仕事。私が求めていた「直接人の助けになるような仕事」まさにこの仕事だと思いました。 神様の御心が示されたと確信し、輝に入社することを決心しました。

     輝に入社して2年が経ち、今では葬儀の担当者として今度は私が悲しみの中にあるご遺族に寄り添う側となりました。 まだまだ未熟な私ですが、示された場所で神様と共にご遺族と教会に寄り添うことができるような担当者を目指し頑張ろうと思います。

    記: 2021/6/18 小俣元希


    ■ コロナ禍でも、神を拝し、慰め満ちる葬儀を

     新型コロナウィルス感染が拡大する中、各教会の主日礼拝もweb配信を行うなど、様々な感染予防の工夫がなされていることと思います。 葬儀においても、直葬(火葬のみ)や遺族だけの葬儀とするなど、感染防止のため、ご遺族や故人の意向、 或いは親しい知人のお気持ちに添うことができない葬儀とならざるを得ない状況です(弊社ホームページの「新型コロナウィルス感染蔓延期の葬儀状況」参照)。

     新型コロナウィルスの感染終息が見えない中、教会では、葬儀の際に、「教会入口での検温と手指消毒」「マスク着用のお願い」「室内換気」「間隔を空けた座席配置」「讃美歌の歌う節を減らす」等、感染防止のための様々な工夫をされています。 また、現役の方が召されたときなど、通常ならば、多くの参列者が見込まれたケースでは、

    @直葬を行い、時期をずらして、お別れ会(骨葬)を行うこととした。
    A家族親族のみで行う葬儀の前日に、親しいご友人や関係者が祭壇に献花をする時間帯を設けた。
    B葬儀は家族親族のみの参列とし、教会員はweb配信の画像で参列した。

    など、ご遺族や親しい知人のお気持ちに配慮し、工夫をされていた教会もありました。

     それぞれの教会が、このような時期にあっても葬儀において「神を礼拝すること」「故人を神の御許に送るご遺族に豊かな慰めがあること」を大切に守り続けておられます。 今も忍耐の時は続いています。その中にあっても、希望の福音のとりつぎが絶えることはありません。



    記: 2020/8/11 原康裕


    ■ 災害ボランティア

     2019年10月台風19号の被害で屋根まで浸水した特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」。関係の深いキリスト教主義のホームです。

     水のひいた被災3日目。翌朝より復旧支援開始の社内メールが午前0時に走りました。すぐに計画動員を組織。午前2時、3名の先発隊に「急だけどがんばってね」と発信。翌夕、泥だらけの彼らを迎えに行くと、正直、自分の番は来ないといいな…と尻込みしてしまいました。

     3日目その番がやってきました。水につかった畳を運び出す作業につきました。男性4人でやっと持てる重さでした。午前中のうちに疲れ切ってしまいました。でも報道陣のTVカメラが向くと急に真剣な表情に切り替わったりするのでした。

     午後、被災後初めて入居者が自室に戻りました。せめて残したいものを引き取りにくる、残酷な場面に立ち会いました。立派な本が並んだ棚。水圧で膨らんでいます。引っ張っても取り出せません。一部屋あたり処分の作業に3時間かかりました。おばあちゃんは椅子に座ってぼんやりするばかりでした。

     親しい職員のKさんと会いました。避難のときの様子は報道ニュースと違い、「とても和やかでした、朝まで讃美歌を歌って過ごしました、神に守られた時間でした。」と話してくれました。

    記: 2019/12/27 佐藤繁


    ■ 祖父を送って

     祖父が天に召されたのは私が輝に入社した後のことでした。
     祖父が召され、私が入所施設に迎えに行きました。自宅に搬送し、死後の処置を私自らすることができました。
     輝に入社する前、祖父の死後の処置を私がするとは想像もしておりませんでした。着替えをし、布団に寝た祖父の枕の高さを合わせ、顔が乾燥しないように保湿クリームを塗りました。祖父は数年の寝たきり生活でやせ細り、眼窩は深く落ち窪んでいました。保湿クリームを塗りながら祖父の長年の人生に思いを馳せました。そうすると、祖父の人生を導いてくださった主への感謝に充ち溢れました。祖父のやせ細った顔は私には祖父が精いっぱい生き抜いた証であると感じました。

     葬儀の担当は、遺族でもある私ではなく、先輩がしてくれました。遺族でありながら葬儀社としての働きにも加わらせていただき、孫として私自身も心の整理をしながら穏やかに祖父を送ることができました。

     キリスト教専門葬儀社という働きに召してくださった主の不思議な導きに感謝いたします。ご葬儀では様々な方に関わりますが、葬儀社は故人の生前のことは一切知りません。それでも、祖父のときのように、主が導かれた故人の人生を思い丁寧にお送りしたいと願っています。

    記: 2019/7/24 江藤敏成


    ■ 手話での交わりの輪

     輝の女性社員が手話を習い始めたのは、ろう者の教会から葬儀依頼が来るようになってからでした。
     葬儀を振り返っている時、「ろう者の方には筆談だけでなく、少しでも手話を覚えてお仕えしたい」、「忙しい通訳さんになんでもお願いするのでなく、私たちも簡単な手話を身に着けたい」との意見が出ました。
     そこで、毎月の会議で手話の学びをすることになりました。 ろう者の皆さんの励ましにも支えられ、今では、どうにか筆談だけに頼らなくても、簡単なコミュニケーションが取れるようになった人もいます。感謝です。

     手話の学びは、豊かな交わりへといつも神様は導かれます。 先日、ろう者の教会の葬儀の時でした。 火葬場行のバスの運転手さんがろう者の皆さんに「お疲れ様でした」と、はじめは音声でしたが、手話で伝えたくなり「お疲れ様って、手話ではどうするの」と。教えて差し上げると、その後は「お疲れ様」「お疲れ様」と一人一人に手話で話します。すると、ろう者の皆さんは、笑顔で「もう少しここをこうするのよ」と指導。ネームプレートを見ては「あなたの名前は手話ではこう」と。手話で交わりの輪が広がりました。運転手さんは手話する喜びを体験し「ありがとう」「ありがとう」と手話でお礼を言い帰っていきました。

    記: 2018/10/18 横山恵


    ■ ご遺族のおもい「葬儀を証しの時に」

     埼玉県川越市、入間川を西に臨むとある地域。私が お手伝いさせていただいた葬儀が印象に残っています。この地域は500年を超える伝統を持つ農村の一地域。召された故人本人も 農業に従事尽力した方でした。最晩年、信仰生活を送られていた息子さんご夫婦から 真摯な介護を受けつつ過ごされました。その内に故人本人も心を聖書に向けられて、神様に召されていったそうです。

     葬儀は教会で行うことになりました。この地域では、近隣の方々は、大半が自宅からの出棺を「かどおくり」の形で見送られるのみで、代表者のみが式場まで同行・参列される習わしとのことでした。

    「最晩年、故人が聖書の内に見出した希望を 地域の方々皆さんにも知っていただきたい」・・・息子さん夫婦より示された葬儀の希望でした。

     当初は 自宅からの出棺を静かに見送るのみの「かどおくり」でしたが、急遽 礼拝が備えられる場として準備をいたしました。農家の構えで備えられた広い庭に椅子を並べ、柩を縁側に置いて、傍らに立つ牧師も語るメッセージを用意してくださいました。

     葬儀前、教会に向かう際の「かどおくり」。柔らかな日が注ぐ空に響く 聖書からのメッセージ。葬儀のために 故人・息子さん夫婦から捧げられた思いが汲み取られ、語るべき御言葉が確かに届けられたと感じる、豊かな証しと慰めに満ちたひと時でした。

    記: 2018/5/25 原康裕


    ■ ご葬儀形式の傾向

     グラフは、昨年度、輝が担当させていただいた葬儀形式別のグラフです。
     一日葬と呼ばれている葬儀が増えています。
     訃報で伝え、葬式に準じた礼拝形式の前夜式を行った葬儀は20%を切り、年々減少傾向にあります。それは、召された方が高齢で、参列されるご親戚もご高齢のため、夜間や2日間外出するのが大変など、様々な理由が考えられます。
     しかし、多くの教会で、1日葬でも、前日などにご家族と牧師先生がお柩を前にし、形式にとらわれずに故人の想い出を語り合い、お祈りの時を持たれることがあります。参列者への気遣いの必要もなく、ご遺族には、慰められる時となっておられるようです。

    記: 2017/3/23 松ア充彦


    ■ 祈られている

     17年前、骨髄繊維症という病によって主人を亡くしました。
    まだ4歳の子供とこれからどのように生きていけばよいのか? 不安と絶望の中、神様を求めました。

     教会に行き聖書を読んで、神様は全ての場所で守ってくださる方だと知り洗礼を受けました。
    その数年後、神様の導きによって株式会社 輝に入社いたしました。

     先日、社内で行われたグリーフケアの学びの時、ある女性社員が言いました。
    「今までのご葬儀で関わったご遺族のあの方はどうしておられるだろうか…、あの子はもう中学生になっているな…と、ふと思い、そして祈るのです」と。
     この言葉を聞き、長い間悲しみの中にいた私も、私の知らないところでずっと祈られていたのだと気付かされました。

     そして、ご葬儀の礼拝の中で繰り返し語られる「死で終わることは無い」という希望を聞く度に慰められています。

    「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。
    こうして、私たちも、自分自身が神様から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることが出来るのです。」(コリント人への手紙 第二 1章4節)

    『聖書 新改訳』 日本聖書刊行会


    記: 2016/9/11 三浦真佐子


    ■ ご葬儀を通しての恵み

     ある牧師より、クリスチャンではないがキリスト教の葬儀をして欲しいと依頼がありました。

     その方が生前、ギデオンの聖書を読んでおられたことが亡くなられた次の日に分かり、ご遺族は「キリスト教の葬儀にしたい」とギデオン協会に問い合わせられました。ギデオン協会から、その牧師に相談があり、輝への依頼となりました。

     葬儀の司式は、ご遺族宅近くの教会の牧師がされました。教会での葬儀という形ではなく、火葬前にお祈りと短いメッセージというものでしたが、心温まる葬儀となりました。

     一年ほどのち、別の教会の葬儀に、そのご家族のおひとりが参列されており、その教会の教会員となっていることが分かりました。 ギデオン協会の聖書がこのような形を通して家族全員を信仰に導いたことを知りました。

    記: 2016/6/19 山村潤


    ■ 幼い娘さんを亡くされたお父さんのこと

     幼い娘さんを天に送られたお父さんがお話しされました。
     葬儀の数日前、自宅にお伺いした時です。

    「親戚の者が来て、今、娘はさまよっているから、成仏するためには、あれこれしなければいけないと、不安になるようなことを言って帰った。
    子どもを喪い、傷心と自責のどん底にいる私たちに、あのようなことがよく言えるものだ。
    それに比べて、他人なのに教会の方や教会の幼稚園の方々は、娘や私たちの為にお祈りをしてくださり、 話を聞いてくださり、そして、娘はイエス様のもとにいることを話してくださった。教会の方々にどれほど慰められていることか」

    「幼な子らをそのままにしておきなさい。わたしのところに来るのをとめてはならない。天国はこのような者の国である」 (マタイによる福音書 19章14節)
    『聖書 口語訳』 日本聖書協会


    記: 2016/4/25 松ア充彦









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